慢性膵炎の膵石治療体験② [慢性膵炎の膵石治療]

前のページでも書きましたが膵石症は膵石が膵管を詰まらせる事で膵液の流れが滞って、膵臓が炎症起こすという病気です。

膵石が原因ではないかと診断されるまで急性すい炎の様な「のたうち回るような痛み」こそ無くなっていたわけですが、それまでも月に一度くらいは痛みが出てロキソニンと痛み止めの座薬を併用しながら絶食して、1~2日痛みが収まるの耐えて待つ「痛みのアタック」は続いていました。

急性膵炎の治療もそうですが結局、入院しても絶食して痛みに対する対処療法しかないわけですし、もはやこのアタックと一生付き合って行かなければいけないと諦めていたわけです。

こうやって少しずつ膵臓を痛めつけるアタックを繰り返す事で最後は膵臓がんで死ぬのかなぁ・・・とも思っていました。

ネットなどでも「慢性膵炎の患者の余命は〇〇年だ」などと悲観的な情報を流している方もいるようですし。

とにかく膵炎に関してはその発病の原因はまだ現代医学でも充分に解明されていないのが現実ですからとりあえず私の場合、膵石症ではないか?と診断された事で膵石をどうにか出来れば毎月の痛みから少しでも解放されるのではないか?と迷わずその治療のために紹介された病院を受診しました。



まずその病院で行った検査は血液検査と造影剤を使わないCT検査。

普通であれば造影剤を使ったCT検査で膵石があるかどうか特定できるようですが私の場合、過去にCTの造影剤でアナフィラキシーショックを起こした前歴があるため造影剤が使えません。

膵石があるかどうか?また膵石があるとしたらどこの位置にあるのか?を通常のCTで明確に判断するのは難しいようですが、その画像診断をした結果やはり膵石があるようだという事で後日膵石の除去のために入院する事で入院の日にちを決め初日の診察を終えました。

前のページでも書きましたが膵石の治療が出来る設備のある病院は少ないのでその病院には膵石患者が県内から多く集まってくるため順番待ちの状態で空きが出るのを待たなければならず入院までの日にちは2ヶ月近くあったように記憶しています。



その2ヶ月間は痛みのアタックこそ今までのようにたまに有りましたが痛み止めで我慢できる状態だったのでどうにか過ごしていたのですがいざ入院する3日前くらいから「顔が黄色い」「白目が黄色い」「他の皮膚も黄色い」「尿の色が黄色すぎる」という想定外の症状が出て来るという異常事態が発生。

まぁ素人が見ても「黄疸」じゃない?という状況です。

oudan2.jpg


私の場合、黄疸自体で痛みがあるわけではありませんでしたし、すぐに入院予定でしたからとくにそれに関して受診せず入院の日を迎える事になりました。

しかしやはりその状況は担当医師から見ても想定外の症状変化だったらしく膵石治療前に黄疸の治療からスタートという私の入院生活が始まったわけです。(汗)

慢性膵炎の膵石治療体験③へ続く

nice!(1) 
共通テーマ:健康

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。